1/6 2026年最初のお稽古に行ってきました。
三絃「打盤(うちばん)」
生徒さんからのリクエストで、萩原正吟先生校閲の楽譜によるものです。 3月に、生徒さんが私の所属とは関係のない勉強会で演奏される予定の曲でもあります。
生徒さんが演奏する新娘道成寺、鉄輪(替手)、打盤横槌(打ち合わせ)の3曲を、少しでも良い演奏につなげたい。 そのためには、自分自身が曲を深く理解し、納得した言葉でアドバイスできることが大切だと考えています。 その思いから、私はいつも生徒さんのお稽古に先立って、Y先生のレッスンを受けています。
ただ「歌えて弾けているからOK」で終わってしまうなら、それは独学と大差ありません。
せっかく来ていただくからには、独学では得られない何かプラスになるものをお伝えしたくて、私自身もY先生から学びを得ています。 今回もその気持ちで臨みました。
この日は「打盤」を重点的に。
歌はしっかり付けられているとのことで、さらに一歩先へ進むためのアドバイスをいただきました。
やはり中心となったのは音色。
同じ箇所を弾いても、先生と私とではまったく違う音が出ます。
私は意識して弾いているつもりでも、実際は文字を追いかけているだけの、どこか機械的な音になっていることを痛感しました。
先生からいただいたアドバイスを、忘れないうちにまとめておきます。
音を出す前に、どれだけ考え、どれだけ聴けているか。その差が、そのまま音色に表れるのだと改めて感じました。
気づけば三絃だけで1時間以上。
箏「PRIZM」
高速シャシャテンなど、ざっと気になるところだけを見ていただく形になりましたが、その中でも大切なヒントをいただきました。
手首に力を入れず、肩から動かそうと意識していても、実際に動かしているのは「肩」そのものではない。 肩に力を入れず、肩を下げる。 肩よりもさらに奥、体の中から音を出そうとする感覚が大切だということ。 腕だけで弾くのではなく、次のフレーズを歌い、考えながら、体の中で切り替えていく。 これは、箏でも三絃でも共通する身体の使い方だと感じました。
今年も、こうして自分の足りないところと正面から向き合いながら、学び続けていきたいと思います。 その積み重ねが、必ず生徒さんのお稽古に返ってくると信じて・・。
