最近スプレー行為が出てきたミニレッキス・うに。
「まだ早いかな」と迷っていた去勢手術について、動物病院で相談してみたところ──
予想外の展開で、決断の時がやってきました。
うにの変化と、相談のきっかけ
最近のうには、部屋の角やケージ内の隅に匂い付けをするように。
特定の場所におもらしをするようになり、レイアウトも工夫が必要になってきました。

特に、角があるとそこに…
なので、ケージのレイアウトは 「まあるく」 するのが鉄則です。
昨日、どうぶつ病院に爪切りのついでに相談してみました。
生後半年を過ぎたうにの 去勢手術をいつ行うか。
思いがけず早まった決断

最近、スプレー行為が出てきたんです…

もう手術できますよ。

いつ頃手術するのがベストですか?

早いほうがいいですね。スプレー行為が長引くと、手術しても治らなくなる可能性があるから・・

予約取って帰りますか?
──えっ、もう? そんな急に?
いつかやろうとは思っていたけれど、こんなにすぐとは思っていなかったので、ちょっとびっくり。
帰宅後、夫に相談し、すぐに電話で予約を取りました。
手術のリスク、健康なのにメスを入れることへの抵抗感。
でも、病気のリスクを減らして、健康で長生きしてほしいという想いのほうが強くなりました。
その背景には、先代の女の子うさぎ・モコの経験があります。
先代モコの経験から学んだこと
初代うさぎのモコは、避妊手術をするタイミングを先延ばしにしてしまい、
体調に異変が出てから、4歳半でようやく手術を行いました。
もし、あと一歩遅れていたら──おそらく5歳を迎える前に命を落としていたかもしれません。
手術で卵巣と子宮を摘出したところ、
左の子宮は水腫、右の子宮は分厚く、硬く、弾力がある状態で、
「ただの炎症か? それとも腫瘍か?」と病理検査へ。
結果は、子宮内膜癌。
腫瘍は粘膜から筋肉へ広がっていましたが、血管には浸潤しておらず、完全に切除できたとのこと。
さらに卵巣にも中皮腫の疑いがありましたが、こちらも切除済みだったため問題なし。
手術前の血液検査でも赤血球・白血球は正常値。
本当に、ギリギリ手遅れになる前だったのです。
転移していたら…と思うと、今でもゾッとします。
日頃からの観察、そして先生の的確な判断と迅速な処置のおかげで、
モコはその後5年近く元気に生きてくれました。
でも・・
もしもっと早く避妊手術をしていたら──
子宮水腫や子宮内膜癌にならずに済んだかもしれない。
子宮の異常からくる膀胱炎にも、モコは1ヶ月以上も苦しまなくて済んだかもしれない。
私たちはモコの命をつなぐことができました。
けれど、あの苦しみを少しでも減らせていたら…と思うと、
今でも深く、深く反省しています。
この経験が、うにの手術を早期に決断する大きな後押しとなりました。
いよいよ手術の日
2020年6月10日、うに 生後6ヶ月28日。
朝10:30、病院へ。
まずは血液検査とレントゲンを行い、問題がなければ13:30頃から手術。
男の子なので所要時間は約1時間、順調なら16:00に退院予定。

書類に記入し、しばしのお別れ。
家に帰ると、玄関に漂う「無」の気配──
モコがいなくなったときと、まったく同じ空気でした。
動物がただ静かにしている時と、何もいない時の「シーン」はまったく違う。
あらためて、動物の存在の大きさを感じました。
落ち着かない時間をやりすごすため、楽器の練習をしていると…
「うにちゃんの手術、無事終わりましたよ〜」
14:00、病院から電話。
無事に手術が終わったとの連絡に、ホッと胸をなで下ろしました。
酸素室から出てもふらつきがなければ退院OK。
予定通り16:00にお迎えへ。
レントゲン、採血、手術、点滴、注射…
すべてが初めてづくしだったビビリ王子・うに。
本当によく頑張りました。
術後のうにと、サポート係の飼い主
手術翌日から、うにはエリザベスカラー生活に突入。
毛づくろいはできず、カラーばかりを舐めています。
そしてなにより、大切な「食糞」ができない。
おしりに口が届かないのです。
食器の高さを調整したり、ケージのレイアウトを変更したり。
どこかに引っかけてケガをしないように、
人間がうにの“代わり”としてせっせとサポート。

しかも手術前は、相方サンのことをウッキウキで追いかけまわしていたうにが、
手術後はピタッと追いかけなくなってしまいました。
「なんでこんなに着いてくるねん!」と苦笑していた相方サンも、
「それはそれで…寂しいなぁ」とつぶやいていました。
モコと比べて実感した、早期手術の大切さ
今回の手術は予防目的だったため、費用も20%割引に。
そんな制度があるなんて知らなかった!ありがたい!
一方モコの時は、4歳半での緊急手術だったため、
費用も手間も、術後の経過も本当に大変でした。
モコは生後半年頃からすでに体調不良があり、
手術に踏み切るまでの通院や検査費用もかさんでいて、
総額で言えば4万円以上の差が出ていたと思います。
うに、ひとつ成長しました。
「うにお」でも「うにこ」でもない、
唯一無二の存在、中性の「うに」になりました。
このかわいい顔を、ずっと見ていたい。
今回、早く決断してよかった。
中性の「うに」との、これからの毎日が、
穏やかで、健やかでありますように。

