2月2回目のお稽古「竹生島」「嬉遊曲」

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2/17 2月2回目のお稽古に行ってきました。

先月、箏友達から
「現代曲をもっと良い音で弾けるようになりたい」と相談を受け、
Y先生をご紹介させていただきました。

ワンレッスン後、すぐに次回のお稽古を予約されたとのこと。
ご縁をとても喜んでいる様子に、私もうれしくなりました。
いつか一緒に合奏できたらいいなと思っています。

三絃「竹生島」

前回言われたことを意識して臨みましたが、
さらに踏み込んだアドバイスをいただきました。

次の単語をはっきり聞こえさせるために、
その前の単語の最後の音をどう歌うか。

ただ発音するのではなく、
「次の言葉のために、今の音をどう置くか」。

歌が、点ではなく“線”になってきた気がします。

母音法を取り入れてから、
首や肩甲骨がゴリゴリに固まるようになりました。

原因を探ってみると、
母音の口の形を意識するあまり、下顎に力が入っていたこと。
さらに、呼吸の際にお腹ではなく肩甲骨に力を入れ、
上半身で無理にお腹を動かしていたことに気づきました。

発声は腹式呼吸。
その感覚を身体に覚え込ませるため、
寝転んでお腹だけで歌う練習を続けました。

肩に力を入れず、
余計なところを使わず、
すっと息を流す。

この1週間は、その感覚を身体に染み込ませることに集中しました。

「少し大きな声になってきましたね」と言っていただけました。

まだ高音がスパッと出るところまではいきません。
けれど、確実に前とは違う方向へ進んでいる感覚があります。

ただ一本調子に大きな声を出すのではなく、
地歌らしい、しなやかな歌になるよう日々練習です。

これまで20年、自分なりに模索してきましたが、
「どうすればよいのか」という具体的な身体感覚が、なかなかつかめませんでした。

昔は「芸は盗むもの」という教え方が多く、
細かい身体の使い方まで言葉で説明していただく機会は、あまりなかったように思います。

Y先生のご指導で、
発声の仕組みや力の抜きどころを具体的に教えていただき、
ようやく出口が見えてきた気がしています。

箏「箏と三絃のための嬉遊曲」

最初の1ページは、とても良くなったとのこと。

ただ、冒頭の一音 七十「シャーン」。
音は大きいけれど、硬い。

腕で押して力を入れていたのが原因でした。

お腹(丹田)にだけぐっと力を入れ、
あとはふぅーっと息を吐きながら「シャーン」。

そのようにすると、音色がまったく違いました。

三絃も箏も「お腹から弾く」とは、こういうことなのだと実感。

2ページ、3ページも、
16分音符をきっちり弾くだけでは足りない。
気持ちよく、楽しく!

すべてを同じ音量で弾かない。
フレーズの頭を丁寧に。
押し手があるところは遅れないように。
あらかじめそのフレーズを頭の中で鳴らしておく。

音を出す前に、フレーズを歌い、
そのイメージ通りに音が出せているか耳を澄ませる。

今回のお稽古で強く感じたのは、
歌も箏も三絃も、
結局は「余計な力を抜く」こと。

力を入れる場所を一か所に定め、
それ以外は手放す。

シンプルですが、とても難しい。

けれど、音が確実に変わってきています。
体の使い方が変わると、音が変わる。

地味な積み重ねですが、
今はこの段階を丁寧に進みたいと思います。


夜のレッスンでは、生徒さんから
かわいいマグカップと紅茶のセットをいただきました。

ほっと一息。