2/10 2月1回目のお稽古に行ってきました。
三絃「竹生島」(菊原初子著)
歌の勉強をもっとしたくて、
三絃独奏でも成り立つ曲を探していたところ、
この「竹生島」にたどり着きました。
いつ習ったか旧ブログ記事を調べたら、
前の教室で最後にお稽古した曲でした。
(その時期は心身ともに余裕がなく、ほとんど記憶に残っていません)
※現在は過去記事はすべて非公開にしていますが、この「竹生島」の記事のみ、一時的に表示しています。
難波の四天王寺から、琵琶湖にある竹生島の弁財天へ参拝に向かう内容です。
聖徳太子や四天王寺など、今でも馴染みのある固有名詞が出てくるため、
歌詞の内容がとても分かりやすい曲です。
縁起の良い内容なので、
弾いていても自然と楽しい気分になります。
この曲は、ほとんどが「歌」。
だからこそ、いかに歌詞が伝わるかがとても大事です。
滑舌を良くし、なめらかに歌うための、良い勉強になります。
歌のお稽古について
家での練習では、先生オススメの母音法も取り入れました。
例えば「さるほどに」は、
まず「あ・う・お・お・に」と母音だけで練習し、
そのあと、そっと子音を添えていきます。
ただ、一文字一文字をすべて子音と母音に分けて考えすぎると、
今度は歌詞として聞こえてこなくなってしまいます。
そのため、フレーズごとに区切って、
細かくゆっくりお稽古していただきました。
子音を意識して母音を発声すると、
力が入ったままで、口の中が硬くなってしまう。
声も硬い、というご指摘を受けました。
また、高い声になるとお腹に力が入らず、
か細くなるのも長年の悩み。
肋骨を動かさずに固定し、
お腹から「ポン」と息を吐いて声を出すと、
絶対響く声が出るようになるよと教えていただきました。
今回のお稽古を通して感じたこと(歌について)
歌は、口を大きく開けることではなく、
力を抜いて、口の中の空洞を広くすることが大切だと感じました。
かつては、大きな口を開け、
力いっぱい声を出すことが良しとされていた時代もありました。
けれど、それでは必ずしも良い声が出るわけではありません。
母音を丁寧に、なめらかにつないでいくこと。
ただし、母音法だけを意識していると、
今度は歌が一本調子になってしまいます。
呼吸やフレーズの流れを感じながら、
力を抜くところ、ふわっと歌うところを作ること。
そのバランスが、とても大事だと感じました。
例えば「1・ニ・1」(レ・シ♭・レ)のように、
真ん中の「ニ」が低い音程になる場合、
「ニ」は丁寧に歌い、
最後の「1」はふわっと抜くように歌うと、
次のフレーズへ自然につながっていきます。
方法だけにとらわれず、
音楽としてどう流れるか。
どう歌えば、言葉が自然に伝わるか。
5年前に一度は通り過ぎたはずの「竹生島」を、
今、あらためて最初からお稽古しているような感覚です。
これからも、
歌と向き合いながら、
少しずつ、自分の声を探っていきたいと思います。
箏「箏と三絃のための嬉遊曲」
こちらも、4ページまで丁寧に教えていただきました。
一音一音、きっちりと粒を揃えて弾く練習になります。

