立ち止まる時間も、大切なお稽古

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今日のレッスンで、経験者の生徒さんからこんなお話がありました。

指の不調で思うように練習ができず、この1か月ほとんど弾けなかったそうです。
それでも、少し前から撥の握り方や開放弦の練習を始められました。

一人で練習していると、「これで合っているのかな」と不安になることもあったそうです。

「全然進んでいないので、もう来なくていいと言われるかもしれないと思って、この状態でお稽古に行っても良いのか迷っていました。」

その言葉を聞いて、私は正直びっくりしました。
でも、これまでのお稽古でそう感じるようになった理由があったのだろうなと思いました。

「大丈夫ですよ😊安心して来てくださいね。」

そうお伝えすると、生徒さんはほっとした表情をされました。

その日はツボは押さえず、撥を振ったり、開放弦を弾いたりしながら、脱力を意識した練習をしました。

この生徒さんは、もともと両手に力が入りやすいので、今は立ち止まって、ゆっくり基本を見直す良い機会です。

曲は進まなくても、その時間は決して無駄ではありません。
基本を見直すことも、大切なお稽古です。

いつも「もっと良い音で弾きたい」と熱心に取り組まれている生徒さんです。
だからこそ、私も一緒に考えながら、お力になれたらと思っています。

レッスンの終わりに、生徒さんがこう話してくださいました。

「開放弦だけのお稽古でも良いと言ってもらえてホッとしました。
せっかくのご縁なので、これからも続けたいと思っています。」

今回のお話を聞いて、改めて思いました。
箏や三味線は、自分のペースで楽しみながら続けていくことが何より大切だと思っています。

仕事や家庭のことで忙しい時もありますし、体調や指の具合が思うようにいかない時もあります。

だから、まゆみ箏三絃教室では、一人ひとりのペースを大切にしています。

「最近あまり練習できていない」
「久しぶりのお稽古で不安」
「指が思うように動かない」

そんな時でも、気にせず来てください。
その日の状態に合わせて、今できることを一緒に考えながらお稽古をしています。

練習できなかったことを気にして、お稽古から足が遠のいてしまうのは、とてももったいないことです。

「今日はこれだけできた。」
その積み重ねを大切にしながら、これからも一緒に箏や三味線を楽しんでいけたらうれしいです。