力を抜くのは永遠の課題

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最近、お腹を意識して弾くことで、以前より肩や肩甲骨が脱力できていると実感していました。

ところが昨日のお稽古で、ある曲を最後まで先生に聴いていただいたところ、
「今までの癖で、肩に力が入って力んだ演奏になっているところがあったね」
とご指摘をいただきました。

振り返ってみると、強く弾きたいところや、空振りしそうで不安なところでは、無意識のうちに身体が頑張ってしまっているように思います。

自分では力を入れているつもりはなくても、「しっかり弾かなければ」という気持ちが、肩や腕の力みにつながっているのかもしれません。

もちろん、以前に比べると変わってきている部分もあると思います。
それでも、長年の癖というのは思っている以上に根強いものなのだと改めて感じました。

力を抜くことは大切だと頭ではわかっていても、曲に集中したり難しい部分が出てきたりすると、知らず知らずのうちに力が入ってしまいます。

お箏や三味線を長く続けている生徒さんの中にも、

「力が抜けない」
「手首がガチガチになってしまう」
「音が硬い」
と悩まれる方が少なくありません。

先日、生徒さんが
「一つのことを意識すると、別のところに力が入る」
とおっしゃっていました。

まさにその通りだなと思います。
それだけ真剣に音と向き合い、良い演奏をしたいという気持ちの表れなのかもしれません。

力を抜くことは簡単なようでいて、とても奥が深いものです。

力を抜こうと意識すると今度は手首が固くなり、手首を意識すると肩に力が入る。
そんなことを繰り返しながら、少しずつ身体の使い方を学んでいるような気がします。
脱力とは単純に力を抜くだけではなく、全身のバランスを整えていくことなのかもしれません。

だからこそ焦らず、少しずつ。

私自身も、生徒さんと一緒に学び続けていきたいと思っています。