6月1回目のお稽古 「千代の寿」「PRIZM」

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6/10 6月1回目のY先生のお稽古に行ってきました。

お稽古の楽譜

三絃:千代の寿

今回は、宮城道雄作曲「千代の寿」を最後までお稽古しました。
宮城曲のレパートリーを増やしたくて、まずは家にある楽譜の中から少しずつ取り組んでいます。
これまでに練習してきたのは「軒の雫」「虫の武蔵野」「花紅葉」。
そして今回は「千代の寿」。今後は「秋の庭」→「比良」→「都踊」…という順に進めていく予定です。
「千代の寿」はコンパクトな曲ですが、歌の表現や手の練習にもぴったりで、生徒さんにもおすすめしたい一曲です。
今回もたくさんの学びがありましたが、特に「歌」について、もっと良くなるためのアドバイスをたくさんいただきました。

子音と母音の切り替えについてのポイント

🔑 子音を立てる(意識する)
・子音を出す瞬間だけ、お腹をグッと使う。
・「ポンッ!」とお腹がぴくっと動いたらOK。
・最初だけ腹圧をかけて、すぐに力を抜くこと。
・力みすぎず、「シュッ」と短く空気を押し出すような感覚です。

🔑 母音はスゥーと上へ飛ばす
・母音では、お腹の力をスッと抜いて、やさしく響かせる。
・直線的に出すのではなく、頭のてっぺんからふわっと声を出すイメージで。
・上顎に力を入れず、やわらかく。
・母音で声が大きくなってしまうときは、お腹にまだ力が残っているサイン。

お稽古のあと、自宅で早速復習。

K・T・S・Hをお腹に一瞬だけ圧をかける感覚がとても難しい…💦
楽譜に書き込んだメモを見返しながら復習し、動画で確認。

まだまだ課題はたくさんありますが、自分の声や音を客観的に見つめ直すことで、また一歩前に進めそうな気がしています。

千代の寿(前歌)3:32
 
千代の寿(手事)3:06
 
千代の寿(後歌)1:19

箏:PRIZM

吉崎克彦先生の独奏曲「PRIZM」に取り組みました。
→(参考:こんな曲です → Youtubeリンク

この曲は、表現力や技術の練習にとても良いと、3月のお稽古で先生にすすめていただいて、楽譜だけは早めに手に入れていたのですが…実際に譜面を見ても、どうにも手が出ず、独学ではお手上げ状態でした。
先月末から先生のレッスンが再開し、今回ようやくお稽古をお願いできて、本当に良かったです。

たとえば、冒頭の16分音符の部分。先生の“魔法の言葉”と練習方法のおかげで、ゆっくりながらも等間隔にきれいに弾けるようになりました。
まだ譜読みの段階で、テンポは本来よりかなり遅めですが、丁寧に、少しずつ進めていきたいと思います。

やっぱり、お稽古って大事。独学では気づけないことを教えていただけるのは、本当にありがたいことです。
次回のお稽古までに、また少しでも深められるよう、日々のおさらいを大切にしていきたいです。